毎月企業からの配当金で保有株の買い増ししながら不労所得を積み上げています。
資産5000万円 セミリタイア を目指す年収500万円未満の平凡サラリーマンの日記です。お金を通じた記事を扱っています。真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っています。

どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
私も投資を始めた当初は右も左も全くわからない状況であり、自分に全く自信が持てなかったことから、情報を得る為に、様々なところを調べました。中には投資顧問に登録して、メルマガに登録したり、株式相場に精通している人の動画を見たりしました。
今思えば、無駄とは言いませんが、結果としては失敗しました。それを信じ、投資を続けていたらさらに損失を増やしていってしまっていたかもしれません。
失敗に気付いて、いち早く資金を回収できたことは良かったと思っています。その失敗から現在への米国市場に投資できることができましたからね。
失敗しない人はいません。大事なのはその失敗をどう活かしていくかです。
今回は。前回に引き続き、大事なリフォーム代をインデックファンドに500万円を投入したNさんの記事を見ていこうと思います。
それではよろしくお願いします!
リフォーム代500万円を投資に回してしまったNさん
友人が投資で儲けているのを見て、55歳にして初めて日経平均のインデックスファンドを購入した出版社勤務の男性・Nさん。最初こそ少し儲けが出ていましたが、調子に乗ってキッチンのリフォーム代として貯めておいた500万円を、妻に内緒で同じくインデックスファンドに投じたあたりから雲行きが怪しくなります。日経平均は徐々に下がっていったのです。
最初に下手に成功してしまうと、その成功体験が弊害となり、さらなるリスクを負うことに躊躇いがなくなってしまいがちです。
私も短期投資で失敗した時は、最初に10万円近い利益を出してしまったことで、勘違いし、トレードを繰り返し、勝ったり負けたり…、その後の沼にハマりそうになるきっかけとなりました。
良い時はいいんですが、悪い時に冷静に対処することができるか?と言われれば、経験不足なので、何が正しいのか?がわからぬままに無駄に売買を繰り返したりと。
リスクを負った行動というよりも無謀な行動になりがちです。リスクに対して耐性がついていませんからね。
リフォーム代500万円を投資につぎ込んだNさんはその後どうなったのでしょうか?
500万円をインデックスファンドに突っ込み「絶望」した55歳男性、その「根本的な間違い」
引用 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89810
失敗した理由
下がり続ける相場に後悔する毎日を過ごしたのち、ようやく反発したところで、投資信託は4ヵ月で手放しました。結果的には収益はトントンにあと一息というところで収まり、Nさんは傷が浅いうちに投資から足を洗えたことに、胸をなでおろしました。
下がり続けている時というのは、なんとか上がってくれという一種の神頼み的な状況に陥ります。私も日本市場に投資していた頃は、下がり続ける相場を見て、少しでも損を少なくしたいから、早く上がってくれ…なんて思っていたものです。(結局損切りしたのですが)
Nさんが投資していた商品は幸いトントン近くまで方を戻し、傷が浅いうちに回収することができたようです。
私も−30万円の損切りをして退場した時の記憶は今でも鮮明に覚えていますが、あれだけ意気揚々と始めた投資(投機みたいなものですが)で失敗したことで、自分には資産運用は向いていないんだなと、絶望感と諦めの境地でした。
今となっては負けて当然だろ…、昔の自分に言います。サラリーマンで働きながら開いている市場を見ることはできないのに、見ることも出来ない市場の流れを掴もうと短期投資をしていたわけですから、かなり無謀な試みでした。
ではNさんの失敗の原因はどこにあったのか?一つ一つ解説されているので、見ていこうと思います。
①使う予定のあるお金で投資をしたこと
一番の失敗は、妻との約束であるリフォーム資金に手を付けたこと。
直近で使う予定のあるお金を投資に回すことは、下落時に精神的に耐えられなくなる原因です。
また投資は変動がつきもので、明日の株価が上がるか下がるかは誰にも予想できません。短期のリターンを期待しすぎて、2〜3年のうちに使うようなお金を投資に回してしまうと、相場の回復まで待てず、結果的にリターンを逃してしまいます。
そもそも一番の失敗は、用途のほぼ決まっている資金を投資に回したことです。余剰資金といえば余剰資金ですが、使う予定の決まっていたお金に手を出すということは、悪手です。
損を被ること自体、精神衛生的に良くない状況なのに加え、妻への罪悪感がさらにリスクへの耐性を下げます。損をしたことがバレたら…なんて状態で投資しても、気が気じゃないですよね。
投資はあくまで余剰資金でやるもの、最悪なくなっても良い資金でやるものです。投資で感情的になることは良いことではありません。頼むから上がってくれ・・と思えば株価が回復してくれるのなら、みんな億万長者になっています。
相場は画面の先にいる数多くの投資家と対峙しなければなりません。投資の世界ではプロのトレーダーだって素人のトレーダーだって関係ありません。投資の入門として、まず長期投資が勧められるのは、損を被る可能性に対するリスクに対する耐性をつける必要があるからだと私は思っています。
②相場が下がり続けるときの恐怖や、値下がりすることの痛みを甘く見ていた
数十万円の損失であれば大したことはなかったと思うかもしれませんが、じわじわ、ダラダラと下がり続ける相場と付き合うには想像以上の精神力が必要です。後からみれば意外と相場の底はすぐにやってきたと分かったとしても、その渦中にいる時は、どこまでマイナスが膨らむのか気が気ではありません。
これもメンタル面での問題になりますが、ジワジワと下がる相場を見ながら、自分では何もできないもどかしい思いと何かしなきゃという葛藤の中で、精神はジワジワと削られていきます。
株価が永遠に下がり続けることはありませんが、いつ株価の底がやってくるかは、誰にも予測することはできません。
コロナショックの最中、どこまで下がるかわからない状況において冷静な判断をすることはできません。底で買えた人はたまたまであり、幸運だったというだけです。
運も実力のうちと言いますが、どこまで下がるかわからないという精神状態の中で、リフォーム代という目的を持った資金を投入してとしたら、私であれば、夜も眠れず、株価を無駄に追う毎日だと思います。
投資しているもののリスクについて理解できていなかった
わずかな成功体験をもとに、本来どの程度の値動きがある投資商品なのかをよく考えずに投資額を増やしていったのも間違いのもとです。人間は都合の良い情報だけが耳に入る生き物ですから、周りがやっているから、ネットで成功談を目にしたから…といった理由で投資を始めるのは危険です。
明確なスタイルを確立しないままに、投資金額だけが増えている状況は決して良い状況とは考えづらいですね。
間違いが起きても、人間、失敗を認めたくないという一心から、自分に都合の良い情報を集め、不安を埋めようとします。
損失を出している事に対して穴埋めしようと本人は必至なわけですから、何がすがるものを必要とします。
Nさんは回収できたから良いですが、私のように損切りする人間は非常に多いと思います。大多数が利益を出している、そんな状況でも楽観視せず、常にリスクを意識しながら行動することが大事です。
他人の情報を得ることは大切ですが、最終的に判断をするのは自分自身であるということを肝に銘じて、私は投資しています。
③短期・中期・長期でお金の役割を変える
お金は短期、中期、長期とざっくり区分けして、資金を割り振るのが良いと、以前の記事で学びました。
期間が短くなればなるほどリスクを少なくする。私の場合は、生活防衛資金として200万円を現金として持っています。
中期、長期に関しては、明確に分けているわけではなく、ここらへんはそれぞれの家庭の状況で変動する部分だと思います。
現状、私は中期、長期のお金は全て投資に回っています。今のところ大きなリスクは発生していないので、銀行に預けるリスクよりも投資を優先しています。
今のうちに資産形成しておけば、後々のリスクもヘッジできると考え、全力で投資しています。
将来の資産のために、今できること。当然さまざまな情報は必要になってきています。有益な情報は何でも仕入れるつもりですが、あまり上手い話ばかりに目を向けることなく、ネガティブな情報もしっかりと取り入れながら、十分に精査し、投資に活かしていくつもりです。
最後まで見ていただきありがとうございます!
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
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