毎月企業からの配当金で保有株の買い増ししながら不労所得を積み上げています。
資産5000万円 セミリタイア を目指す年収500万円未満の平凡サラリーマンの日記です。お金を通じた記事を扱っています。真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っています。

どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
Twitterでもよく見る光景ですかま、株で〇〇円利益を出しましたとか資産〇〇円達成なんていう成功者?なツイートを目にします。それに対して私も羨ましい気持ちは多少は持ちますが、真似しようとはなりません。
真似できても、そのままのリターンが返ってくるなんて考えられないからです。知識が少ない時は誰かの情報を信用したくなります。
が景気の良い情報を鵜呑みにして行動するともしかしたら落とし穴にはまるかもしれません。
今回はそんな話題を記事にしていこうと思います。
それではよろしくお願いします!
老後2000万円、人生100年時代
メディアを騒がした「老後2000万円問題」や、盛んに目にする「人生100年時代」というフレーズを目にするたび、退職後の生活も心配になります。そんなNさんは久しぶりに会った大学の友人から投資で儲けた話を聞き、自分だけ乗り遅れているという焦りと、退職後に悠々自適とは言わないまでも多少は余裕のある生活がしたいという思いで、ネット証券で口座を開き、見よう見まねで投資信託を購入しました。
退職後の生活、特に金銭面での不安は日に日に高まっています。食糧品の値上げラッシュ、増税など、家庭への負担がこれからも増え続けると考えると心配なるのも無理ありません。
また長寿化が進み、人生100年時代もすぐそこにきているような気がします。介護にかかるお金など、健康に関わる分野でももちろん、お金は発生します。
そんなお金に対して漠然とした不安の中、他人が投資で資産を築いたなんて話を聞けば、興味を持つのは仕方ありませんね。
今回取り上げるNさんもそんな友達の投資の話を聞いて、自分も出来ると資産運用を始めた一人になります。
インデックスファンドに500万円を突っ込んだ55歳男性「まさかの絶望」に陥ったワケ
引用 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89809?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
友人の儲け話につられて
同級生と話をする中、Nさんは友人の一人から、コロナの株価急落をチャンスに投資で儲けたという話を聞きました。飲み会が終わった後、気になったNさんも急き立てられるように投資情報を集め始めました。
コロナショックの時は確かに、チャンスではありました。私も米国株に投資している時に経験しましたが、企業のビジネスや収益などの見通しがなどは一切関係なく、どんな銘柄でも暴落しました。
あの時に損失を少なくするために、早く回収しなきゃと思うのか、逆に購入していき、市場の回復を待つのか?これに関しては投資スタイルによって対処は変わります。
私は暴落局面でも少しずつ買い増しして、その後の回復で含み益を増やすことが出来ました。とはいえ、配当金を積み上げているので、お本的に売ることは無いのですが。
そんな話ですら、知らない人が聞いたら、そんなギャンブル的なことをしているの?か、または羨ましいと感じる人はどのくらいの割合でいるのかわかりませんが、羨ましいと感じる人は少なからずいるでしょう。
Nさんはどちらかといえば後者だったということですね。投資情報をかき集めるようになったそう、どんなきっかけであれ、投資に興味を持つことは良いことです。
ですが、世の中そんなうまい話ばかりではないということも理解しておく必要があります。
当時のネット情報は良い話ばかり?
今までは日経平均にもNYダウにも無関心でしたが、興味を持ってネット検索してみると、2020年3月の底値からの相場回復で、短期間で儲かったという話がいくらでも飛び込んできます。特に、20代、30代の若い層が投資を始めているというニュースを目にすると、ますます出遅れたという思いが強くなり、自分も早く投資をしたいという気持ちが湧き上がります。
ネットの普及により、情報を調べる手間は格段に下がり、ググればいくらでも欲しい情報が手に入るようになりました。しかしいくらでも情報が出てくる中で、質の良い情報、質の悪い情報を自分で精査する能力が必要になってきます。
検索して良い話がたくさん出てくれば、自分もいけるのではないか?と考えてしまうのも無理はないですよね。私も投資を始めたての頃は右も左も分からない状態でしたので、とにかく調べまくりましたし、今よりも間違いなく、投資判断に対して慎重でした。
自分に自信がない分、最終判断を下すときに他人からの情報が判断材料になりがちです。私は今もそうですが、他人事にはせず、自分自身で責任を取れるような余裕が出てきています。
投資において、あまり年齢で早いか、遅いかを判断するのは勿体ない気がします。若いから有利、高齢だから不利と決めつけるのではなく、まずはスタートを切らなければ始まりませんからね。
コロナ対策の金融緩和で金余りになり、もっと株価が上がるだろうというようなインターネットの記事を見るにつけ、自分とは無縁だった投資の世界では金が金を稼ぐのだと高揚感を覚えてきます。最初は数万円を投資しただけでしたが、日経平均が上がり続けるのを見ると、自分だけで自由にできる最大の金額、50万円を追加投資しました。
株価が上昇傾向にある時は今買わないと、値上がりのチャンスを逃してしまうのではないか、と考えてしまい、ある意味衝動買いのような状態になってしまいます。
私も投資を始めた当初は、自分が注視している銘柄が上がるたびに、早く私も流れに乗らなきゃと大きく考えることもなく、購入ボタンを押してしまっていました。その判断が良かった時もあり、悪かった時もありました。
でも結果的には−30万円の損切りをしたということは、悪かった方が多かったということですね笑
勢いで行動すると、ときに冷静さを失わせてしまいます。
短期投資の成功でその後大量の資金を
短期間での成功に味をしめ、結婚25周年の妻への約束でキッチンのリフォーム用に取っておいた500万円も追加で投資したのが2021年4月です。これまでの調子であれば、100万円のリターンも夢じゃないと期待が膨らみます。しかし、Nさんがワクワクしてチャートを見守れるのも、ここまででした。
ビギナーズラックというのかわかりませんが、何故か最初って理由もなく、勝ってしまうことってありますよね?そこで冷静になるか、それとも高揚してさらに現金を投入してしまうか。
Nさんは後者で、短期間での成功を、自分の力だと勘違いしてしまい、さらに現金を投入してしまいました。
しかもリフォーム代である500万円を投入してしまう。余剰資金といえば余剰資金ですが、目的が決まっているお金に手を出してしまったことで…その後の流れ的には予想がつきますね。
じわじわと下落する恐怖感
500万円を投資して平常心でいられたのは最初の数日ほど、その後は日経平均が徐々に下がり始めます。
そのまま上昇してしまったら、このような記事は書かれないので、予想通りといえば予想通りです。上がるか下がるかは誰にもわかりませんが、他人に流され、購入したことが結果として悪い方に出てしまったということですね。
自分のお小遣いであればまだしも、リフォーム代の500万円を使って投資したことは妻には内緒なので、気が気ではありません。リモートワークで家で仕事をしなくてはならない環境も禍いし、仕事は手につかず、罪悪感から妻の顔もまともに見られない始末です
リフォーム代としてとっておいた500万円を投入したことは、こういった話の場合、妻には内緒というのが話の定番ですね。投資を始めたばかりの時は、日々の株価の変化に一喜一憂しやすいです。そうを被っていれば尚のことですね。
長期投資であれば、長い期間で見ることができますが、それでも直近で必要になりそうな、リフォーム代に手を出してしまったと言うことは結果としては、悪手だったと言うことですね。
投資は自己責任
投資は原則として自己責任において、売買します。どんなに他人が良いと言ってもそれを踏まえて最終的に判断するのは自分自身です。
特に村を被っている時は、早く挽回しようと、いち早く損失を補填できる銘柄は何か?を探します。しかしながらとういった時というのは、冷静な判断をすることは難しいです。さらに不安を打ち消す為に、自分の都合の良い情報ばかりを集め、自分の判断は正しいんだと思い込みたくなります。
私の場合は、良い情報よりも悪い情報の方を多く集めるようにし、それでも自分の判断が優勢と考えれば、購入に踏み切るし、まずいと思ったら購入は諦めます。反対意見を積極的に取り込むことで強制的に冷静な判断ができる環境づくりをするようにしています。
今回の記事はここまでになります。この話には後編があるようですので、本サイトでも後編を取り上げていこうと思います。
いったいNさんはどうなったのか、何を間違えてしまったのか。【後編】「500万円をインデックスファンドに突っ込み「絶望」した55歳男性、その「根本的な間違い」」で詳しくお伝えします。
記事の更新は月曜日になりますので、よければ見に来てくれるとありがたいです。
最後まで見ていただきありがとうございます!
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
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