毎月企業からの配当金で保有株の買い増ししながら不労所得を積み上げています。

資産5000万円 セミリタイア を目指す年収500万円未満の平凡サラリーマンの日記です。お金を通じた記事を扱っています。真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っています。
どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
定期的にニュース番組で取り上げられる投資詐欺の話題。私はそんなことに騙されないと思っていても当事者になったらもしかしたら騙されてしまうかもしれない。
決して当事者にはなりたくはありませんが、どんな商品で、どんなセールストークで迫ってくるのか、個人的には体験してみたいという気持ちにすらなります。
資産運用はここ最近一般的になってきていると思っていましたが、そんな中でも未だにニュースとして取り上げられるということは日本のマネーリテラシーはまだまだなんだなと思う今日この頃です。
今回の記事はそんな上手い投資話は何故?絶えないのか?という興味深い話題が取り上げられていたのでみていこうと思います。
それではよろしくお願いします!
元本保証+高配当=危険?
「元本保証」と「毎月8~10%の配当」を約束――。今月に入りあるニュースを目にして驚いた。
金融商品取引業の登録をせずに株式投資名目の出資を募ったとして、8月、金融商品取引法違反容疑と詐欺容疑で投資運用会社「リプラス」の社長らが逮捕された。
投資をしている人なら、皆さんわかっていると思いますが、資産運用においてリスクなく、高いリターンが得られることなんてまずあり得ません。
もしもそんなことが可能であれば、人になんか勧めずに自分らで運用すれば、大儲けできるはずなのに、わざわざ共有しようとするということは何か裏があるな・・と思う人もいれば思わない人もまだまだいるということですね。
そんな投資詐欺を何故?見抜けない、そしてなくならないのか?について、前回見てきました。
今回は実際にそんな利回りは可能なのか?についてみていくようですので、自身も見て考えていこうと思います。
うまい投資話に乗る人がこうも後を絶たない理由(元本保証・高リターン信じる人に欠けた思考法)
引用 https://toyokeizai.net/articles/-/451018
実際の数字で計算をしてみる、可能かどうか?
たしかに、元本が保証されていて、非常に高い利回りが約束されていると言われたら気持ちが揺らぐのもわからなくはない。まして、知人や友人から勧誘されれば、ついつい警戒感も薄れてしまうだろう。しかし、そういう時は実際の数字を使って計算してみてほしい。
元本保証と聞くだけで、安心感があり非常に魅力的なワードですよね。みんなそうだと思いますが、貯蓄意識が昔から根付いている日本では、特に損をすることに対しては過剰なほどに嫌悪感を示します。
しかも知人から勧められたりすると、友達だから自分を騙すわけはないという二重の安心感によって結果として騙されてしまうことに繋がるのでしょう。
投資をしてなければ、元本保証で利回りが10%なんて数値は考えられない数字だということはすぐにわかるものですが、何も知らなければその数値が妥当かどうかを判断する基準がありません。それが前回の記事で取り上げたマネーリテラシーに繋がってくるのきます。
他の防御は完璧でもいざお金の話になると途端にノーガードになってしまう傾向にあるのが、投資を今までしてこず、汗水垂らして働いて得たお金が全てだと思っている人には多い気がします。
少しでも調べればすぐにわかりそうなものですが、その調べる時間を奪うのが投資詐欺をする人のテクニックでしょう。間髪入れずに畳みかけて契約まで持っていく。アフターフォローはこちらにお任せくださいというのが常套手段でしょうか。
また、「月利5%」という条件が提示されることもよくあるが、なんとなく「5%ぐらいか」と思ってしまうかもしれないが、実際に計算をしてみれば「月利5%」がとんでもない条件ということがわかる。例えば10万円を投資すれば1年後には約18万円、2年後には約32万円になる。つまり、たったの2年で投資資金が3倍以上になるのだ。
10%は行き過ぎかもしれませんが、5%だったら・・、騙される可能性が多い高齢の方は5%という数値は昔の感覚であり得ない数値ではありません。銀行の利息でもらえていた可能性のある数値。
今の若者はそんな数値はあり得ないので、逆に騙されないかもしれません。安定して年間5%の利回りを確保できていた恵まれていた時代に過ごしていた人はその経験から疑う心が薄れてしまうのかもしれません。

身近なもので比較、銀行預金の利息で考えてみる
預金保険制度(※)によって元本1000万円までと利息が保証されている銀行の定期預金の年利は、ネットバンクの高いところで0.1~0.2%、メガバンクだと0.002%だ。「元本保証の月利5%」がいかに大きな数字か少し冷静になって考えてほしい。
今の時代、銀行に預けているだけで資産が築けるなんて時代は終わりました。私が地元の信用金庫にサブとして100万円が入っている口座があるのですが、最近利息が入金されましたが、金額は僅か9円でした。
当たり前の光景とはいえ、何度見ても苦笑いしかありません。
銀行は預金保険制度があるので、安全なお金の保管先という役割しかありません。資産を増やそうなんて考えるところではもはやありません。高いところでもネットバンキングの0.2%が最高峰でしょう。
私は楽天銀行+楽天証券のマネーブリッジという制度を使って0.1%の利息を確保できていますが、正直この数値でも資産形成に十分な数値と言われれば、そうではありません。
そう考えると元本保証+月利5%なんて数値がいかにあり得ない数値かということがわかると思います。
仮においしい話があったとしても、すぐにそのような話は知れ渡ってしまい、結局は長続きしないのである。このように何かしらの理由であるモノの値段に価格差がある場合などにおいて、安いほうを買い、高いほうを売ってリスクなく稼ぐことを裁定取引やアービトラージと言うが、市場が効率的であればそのような機会はすぐになくなってしまうのだ。
そう考えれば、ノーリスクでハイリターンを得るというのはほとんどが詐欺案件でしかなく、だいたいはリスクとリターンがおおよそ比例しているという認識を持つべきだということがわかるだろう。
前回の記事でも言いましたが、ノーリスクでお金が増えたら、みんながみんなやっていて、世の中お金で困る人は誰もいないはずですし、今流行りのFIREなんてものが話題に登ることなんてないでしょう。
みんなが簡単に手の届かないものが注目されるのであって、みんなが当たり前にできたら定着してもはや話題にもなりません。
そういった普段の生活と比較してあり得るのか?なんで限られた人にだけ教える必要があるのか?と疑問にを持つことが必要になってきますね。
マネーリテラシーの向上は資産運用にも活きる考え方
金融詐欺から身を守るという意味では防具としての金融リテラシーということになるが、当然ながらこれらの知識は資産運用にも活かすことができる。資産運用をする場合、ほとんどが老後資産の形成など投資に失敗して投資資金の大半をなくすようなリスクの高い投資はできない。しかし、前述のようにリスクを取らなければリターンを得ることはできない。
騙されない為のマネーリテラシーと同時に資産形成を加速させる為のマネーリテラシーという守りと攻めの両方の側面を持っています。
騙されなようにするだけで自分が大切に稼いだお金を強固に守り抜く力が身につけば、リスクを取れる許容範囲も広がってきます。
自身の資産が十分に構築できないうちに、多くの結果を求めようとすると、信用取引、レバレッジなどよりリスクの高い取引をせざる終えないことになります。
それが毎月の収支が常に黒字であったり、数年にわたり無収入でも資産が枯渇しないような状況であれば、バランスを見ながら、一定金額をリスクの高い取引に割り振ることも可能です。
投資はあくまでなくなることを想定して、なくなっても問題ない余剰資金で行うことが基本です。身の丈に合わないリスクは精神的にも負担が大きく冷静な判断能力を失わせてしまいます。
金融リテラシーを身につけることは資産運用にも、詐欺から身を守ることにも重要であり、運用の世界では基本であるリスクとリターンの関係を知っておくだけでお金に関する苦労は大きく減らせるということを頭に入れておきたい。
自分のとるリスクと帰ってくるリターンのバランスがかけ離れていればいるほどそれは問題であり、身の丈に合っていないということになります。せっかく精神と肉体を削って稼いだ大切なお金だからこそ、自分で責任を持って判断できるような知識を持つこと、そして向上させ続けることが非常に重要になってきます。
最後まで見ていただきありがとうございます!
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
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