毎月企業からの配当金で保有株の買い増ししながら不労所得を積み上げています。
資産5000万円 セミリタイア を目指す年収500万円未満の平凡サラリーマンの日記です。お金を通じた記事を扱っています。真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っています。

どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
FIRE達成には年間の生活費がどれだけかかるかで大きく変わってきますが、仮に1億円だとしたらまず到達できるかどうかはわからないレベルにあります。(私の給料の場合)
目指している人は年々多くなってきているとは思いますが、果たして1億円の資産が作れるのか?は正直わかりません。
ましてやそれを特集されるような若いうちに対するのはより高い壁のように思います。
今回の記事は、FIREを目指していく上で果たしてお金はどのくらい必要なのか?40歳でリタイアするパターンを例に挙げて見ていこうと思います。
それではよろしくお願いします!
「FIRE」に必要なお金
従来の早期リタイアが貯蓄や退職金などを取り崩しながら生活していくのを基本とするのに対し、FIREは投資で得る収益で生きていく、という違いがあります。資産を取り崩していけば次第に資産は減っていきますが、FIREは資産を運用し、その収益で生活するため、資産を大きく目減りさせないというのが特徴です
FIREを達成したからといって、その後豊かな生活ができるか?と言われれば、それは一般的にはNOと言われています。
限りある資金の中で、やり繰りしながら、労働に縛られない生活を勝ち取る、時間を得ることがFIREの本質なので、ゴールしたとしても、生活水準が変わるわけではありませんね。
そもそも1億円なんて資産を築ける人が世の中にどれほどいるのか、私には見当もつきません。私の総資産は30歳までに貯めた1000万円を元手に投資3年目にしてようやく2000万円が見えるところまで来ていますが、まだここから5倍にもしなきゃいけないとなると…。
ハードルが高すぎる部分もあります。ましてや今回の記事のように40歳でFIREは相当条件が揃ってないと厳しいかと…、とまぁそんな弱気なことばかり言っていても仕方ないので、記事の内容に入っていきます。
今回は前編、後編の2回に分けていこうと思います。
「1億円では全く足りない」40歳で早期リタイアするには本当はいくら必要か
引用 https://president.jp/articles/-/49924
必要なお金と運用利回り
生活できるほどの運用益を得るには、まとまった額の元手が必要です。必要な元手の目安は年間支出の25倍とされており、年間300万円で生活するなら7500万円、年間400万円必要なら1億円となります。
元手をどうやって確保するかが、一番の問題点ですよね。普通に暮らしていて、1億円なんて到底貯まる感じはしないですし、7500万円もどうでしょう…。
年収1000万円プレイヤーでしかも、倹約家なら達成できるかもですが、普通のサラリーマンではなかなか厳しいでしょう。
なのでそれでも到達するとなれば、やはり投資の力は不可欠になってくるわけで、自分で働くことはもちろん、お金にも働いてもらいながら、頑張ることでようやく一般のサラリーマンでもスタートライン立てるぐらいでしょう。
年齢的にも30代、40代はさまざまなライブイベントも目白押しですし、そんな単純な計算はできません。
運用利回りも重要です。FIREでは年4%を目安としており、7500万円を年4%で運用すると年間で300万円、1億円では同400万円の運用益を得ることができます。
さらにいえば投資初心者が年間4%のリターンを安定的に得られるかどうかも難しい問題になります。
それだけ多くの元手を準備できれば、よりリスクを下げて運用することができますが、先ほどから言っているように、そこまで到達するまでには多くのリスクを負わなければなりません。
第二のAmazonや Appleを見つけて、しかもそれに大切な資金を使うことができれば良いのですが、そんな簡単な話があればみんなそこに投資しているでしょう。でもそれぐらいのことがなければ1億円は厳しいような感覚を今のところ持っています。
毎年いくらずつ貯めていく必要があるか?
たとえば、25歳から45歳までの20年間で7500万円を貯めるには、年4%の利回りでは年245万円、年3%では年間274万円のペースで貯める必要があります。
年に300万円近いペースで貯めていく…。私の今の年収ではやはり厳しい数値です。多く見積もっても150万円前後くらいが限界です。
それを全て投資に回しているのですが、運用のリターンは毎年変動します。平均的に4%を安定的に得られるポートフォリオはどんな商品でどのくらいのリスク度合いなんでしょうか?
実際に4%のリターンを目指すには…?
以下の図はモーニングスターのサイトから引用させていただいたものです。あくまで参考程度になりますが、一応ポートフォリオを作成するときの一つの目安として見て頂ければと思います。
まずは4%のリターンを目指すポートフォリオについてです。以下の図には3〜5%と書いていますので、こちらを採用させていただきました。比較対象として5%〜8%のリターンを目指す場合のポートフォリオを例として挙げます。
こうして見て見ると、どちらも国内株式の割合が少なく、ほとんどが新興国と先進国の株式で構成されています。積極運用タイプになると国内株式は少なくなります。
先進国は(米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランド、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、ベルギー、ポルトガル、香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル)と日本を加えた23カ国で構成されているものです。
既に経済が大きく発展している国々のことを言います。
また新興国とはBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国)を代表とした今後高い成長が見込める国々のことを言います。
私のポートフォリオは米国がほとんどを占めるので、先進国株式への投資が9割、国内株式が1割となっています。このポートフォリオを信用して投資先を組み立てていくとなると、日本株ではなく、外国への投資に注力する必要があるということですね。
日本はバブル崩壊前の最高値からまだ更新する事はできておらず、非常に長い期間、株価は低迷してきています。また今後の成長性にも私は疑問を感じているため、日本への投資よりも外国(ほとんど米国ですが笑)への投資に注力しています。
先進国とは別に、今後大きな成長が期待できる新興国もポートフォリオに組み入れていています。今後爆発的な成長が期待できるのは間違いなく新興国の方でしょうが、新興国にはそれなりのカントリーリスクがついて回ります。
カントリーリスクとは一般に政治・経済・社会情勢の変動が先進国と比較して大きくなる場合があり、政治不安、経済不況、社会不安が証券市場や為替市場に大きな影響を与えることがあります。
こうした様々なリスクと向き合いながらポートフォリオを構築していく必要があるのかもしれません。
資産を築くにはリスクが必要
銀行で資産が築ける時代はもう終わりました。これから資産を築いていくには投資は必要不可欠です。その中でFIREを目指すために目安となる1億円は先程のポートフォリオの例にもあるように、日本株以外にも先進国や新興国の株や債券をうまく組み合わせていかなければなりません。
積極的にリスクを負っていかなければ、FIRE、自由を勝ち取る事は困難です。
リスクを取るなら、人的資本もある若いうちから投資を始めることがこれから必須になってくるでしょう。ライフイベントがまだこれからの20代のうちから投資を始めておけば、ある程度投資の土台を作ることができるでしょう。
働き始めから投資への意識を持っていかなければなかなか年間250万円近いペースで資産を積み上げていく事は厳しそう。
そんなことを思いながら早々にFIREではなく、セミリタイア に切り替えた30代半ばのサラリーマンがお送りしました。
今回は以上になります。
最後まで見ていただきありがとうございます!次回以降は40代でFIREしたときのデメリットを見ていこうと思います。
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
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