私がブログを書く理由
①投資に興味を持つきっかけになれれば
②資産形成を一緒に目指す仲間が増えれば
と常に思いながら日々更新しています。自分の詳細は以下のページから。
どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
私も投資を始める前までは、投資なんてギャンブルをしないでコツコツと貯金しながら資産を築くことがサラリーマンである私の唯一の手段だと思っていました。
しかしながらその考えは180度正反対の考え方を持っています。投資をしなければこれからの時代、十分な資産を築くことができない。
そんな考えを持つ人は若い世代を中心に増えてきているのでは?と感じています。実際に証券口座を開設する人の割合も若年層の人が増えてきています。
老後2000万円問題が一斉に報じられて2年近くが経ちました。それまで投資に消極的だったところにいきなり大きな問題が注目されて漠然とした不安を感じる人も多かったのでは?
今回の記事は。
日本人の投資に対する考え方を年代別に見ていこうと思います。
ちなみにサブブログでは恒例の資産報告も行っています。
それではよろしくお願いします。
本当にマネーリテラシー の低さが原因?
日本の家計金融資産は1948兆円と、2021年には2000兆円突破が見込まれる。一方、日本の家計金融資産は54.2%が現預金、欧米と比べて現預金水準が異例に高く、長らく「貯蓄から投資へ」が課題になってきた。
日本人が投資に向かわないのは、日本人の国民性や金融リテラシーの低さにあるとされるが、筆者は必ずしもそう思っていない。日本ではバブル崩壊後、10年以上続く株安のなかで、資産運用を手控えるトラウマ意識が根強く生じた可能性がある。
日本の家計は米国や欧米の国に比べ、金融資産を保有している割合が極端に低いとのデータも出でいるように、投資を生活に取り入れている人は少ないのが現状です。
実際のところ、お金に関する話を家族以外の人とすることはありませんし、普通の会話の中で資産運用なんて言葉を使うことなどほとんどないでしょう。
それは投資に対するリテラシーの低さが問題なのでは?という意見がありますが、今回の筆者はそうではなく、資産運用を控えるトラウマ意識があるということを述べてらっしゃいます。
岡三証券では、世代別に抱く資産運用に対するトラウマを考えるために以下の図1に示される「資産運用トラウママップ」を考案した。日本で資産運用に向かなかったのは日本人の国民性でなく、資産運用で損失を経験した履歴効果、トラウマの存在が大きいからだと考えている。
資産運用トラウママップが示す、失われた30年、日本人の世代別傷跡
引用 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84839
資産運用トラウママップとは

トラウママップは、縦軸が投資開始年で、横軸が投資年限を示し、毎月1万円を日経平均にコンスタントに投資した場合の利回り(年率、複利)を示している。
ここでの問題は、1990年代のバブル崩壊時の株安や、2000年代半ばのリーマンショック後の株安などを経験することで生じるマイナス利回りの期間にあり、それは投資へのトラウマにつながる。
青い部分がリターンのマイナスで赤くなっていくにつれてリターンがプラスになっていくということを表しています。
こうしてみるとバブル崩壊を経験した人(表の真ん中より上の青が多いところ)はほとんどマイナスだということが見て取れます。それが30年程度かけてプラスに転じてきたところを示しているようです。まさに今、ようやくプラスになってきたというところですね。
確かに、これだけリターンがマイナスになる期間が長ければトラウマにはなりやすいかも・・、投資している商品が違えば結果も違ってくる部分もあるでしょう。
長期で積立すればリスクも時間が分散してくれ、資産形成において有利になることを学び、私は長期積立を投資の軸に据えて投資を行ってきましたが、日本市場に投資していたとしたらこれだけ長期に渡ってマイナスの結果が出ているということになります。
トラウマは世代別で異なる?【二十代】【三十代】

図表2に示された世代別特徴を考えてみよう。20代を中心としたアベノミクス世代は、アベノミクス以降に資産運用に入った世代で、その間の運用利回りは5%以上と高い水準にある。さらに運用でマイナスになったトラウマをほとんど経験していない稀な世代でNISAやiDeCo等の資産運用サポートが揃った環境にある。
20代の年齢層はアベノミクス世代に分類されるんですね。確かにアベノミクスによって株価は力強く上昇してきました。確かにこの時期に投資を始めた人は特に大きな調整局面と言ったら昨年のコロナショックくらいでしょうか。
もしかしたら今回のコロナショックでトラウマを植え付けられた人もいるかもしれませんが、昔と違って証券会社の取引手数料なども競争によって下がってきていますし、積立nisaなど税制面で優遇された制度もありますので、そこまで大きなトラウマのない世代と言えることは納得です。
30代を中心とした雪解け世代は、バブル崩壊や金融危機が生じたあとに資産運用を始めた世代で、雇用環境も改善したなかで育っている。リーマンショック前後での損失のトラウマはあるものの、その後の世界的な改善もあり、トラウマ度合いは低くNISAやiDeCo等、制度面でもサポートが始まった時期に相応している。
私がこの雪解け世代に分類されてきますね。私自身投資を始めたのが遅いというのもありますが、特にトラウマはありません。大学卒業で就職した私ですが、特に就職に困ったこともありませんね。
リーマンショックをもろに受けた人は前半でマイナスが続いていますが、次第にリターンもプラスの赤い色が増えてきています。
つみたてnisaやidecoもうまく活用していけば、時間も味方につけ資産運用が捗るのではないでしょうか?
トラウマは世代別で異なる?【四十代】【五十代】
40代、氷河期世代はバブル崩壊後に長年運用面で損失のトラウマを負ったのに加え、就職氷河期に該当するため、非正規社員も多く正社員になっている割合が低く、二重のハンディを負った世代である。
同様に、50代のトラウマ世代は資産運用を始めて間もない時期から一貫して損失のトラウマに直撃された世代であり、2/3以上の時期が運用でマイナス状況になっていた。
40代は就職氷河期と重なり、正社員の割合も低いと言われています。そしてバブルの崩壊で投資のリターンも芳しくなく比較的長い期間マイナスが発生しています。
50代となると投資リターンに関してはより厳しく、長い月日をかけてもリターンのマイナスがほとんど・・。
これでは投資に消極的になってしまうのも頷けます。
日本に投資が普及しなかったのはトラウマのせい?
今の40代、50代は日本市場に投資していたらマイナスを抱えている期間が長いということがわかりました。長期投資でリターンがマイナスというのは精神衛生上良くないことは間違いありません。
投資をすることで良い思いをすることができない50代、そして就職氷河期とダブルパンチだった40代は親世代、その世代が子供たちに金融教育をできるか?
と考えれば当然敬遠する部分もあるのではないでしょうか。
私は今までマネーリテラシーの低さは貯蓄することが美学であり、投資のようなギャンブルはダメだ、労働することで得たお金で生活することが当たり前という価値観で暮らしてきたことが投資を遠ざけていた理由だと思っていましたが、今回のデータを見て。こうした時代背景の変化もあるんだなということがわかりました。
今回は日本市場に投資したらということで見てきましたが、次回以降は私も投資している米国市場はどうだったか?ということで見ていこうと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました!
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
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