毎月企業からの配当金で保有株の買い増ししながら不労所得を積み上げています。

資産5000万円 セミリタイア を目指す年収500万円未満の平凡サラリーマンの日記です。お金を通じた記事を扱っています。真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っています。
どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
FIREを達成するということは、その人それぞれの生活水準によって必要金額は異なりますが、最低でも5000万円〜1億円の資産を築かなければなりません。一般的なサラリーマンにとって、勤労所得のみで多くの資産を築くことはなかなか厳しいハードルで。
投資を抜きにして考えることは難しいですし、達成したとしても、運用リターンを維持し続けなければなりません。またFIREするとなると大きな決断が必要になってきます。FIREは完全に仕事をリタイアすることを意味しますから。
FIREを達成したらゴールではなく、その後の生活維持の方が大変になってくるかもしれません。
今回の記事は。
憧れのFIRE生活を手に入れたとしても、その後の資産運用し、維持していくために必要な運用リターンについて見ていこうと思います。
それではよろしくお願いします!
「FIREで破産」しないためには、資産管理が重要!
もしFIREするとしたら、どんな資産管理・運用を行うべきか、イメージできるでしょうか。まずは「何歳までにいくら貯めて、その後どんな資産管理を行うか」について、あらかじめシミュレーションすることがとても重要です。

FIREを目指しているまでは目標に向かって突き進んでいるので、モチベーションは低くなることはなく、常に前向きに行動し続けることができるでしょうが、いざ目標達成した時のギャップは大きいものになるでしょう。
今までは労働したり、副業したり、投資をしたりと忙しく過ごしていたものが、FIREは労働から退くことになるので、多くの時間を生み出すことができます。
その代わりに収入は労働主体から資産運用などによる利息などの収入に切り替わっていきます。FIREにおける4%ルールなどを守れれば生活費の25倍の資産があれば、資産を取り崩さずに維持しながらFIRE生活ができるとは言われていますが、実際はそんなにうまくいかないでしょう。
リターンが悪ければ生活費を捻出するために資産の取り崩しが必要になってきます。
今回は金融資産3000万円、5000万円、7000万円で毎月10万円、20万円とそれぞれのパターンで必要になってくる運用リターンはどの程度なのか?シミュレーションした結果を見て、自分自身の今後の運用の参考にできたらと思っています。
前回は資産別、取り崩し金額別の理想の運用リターンについて見てきました。
今回はFIRE後の資産管理と取り崩し:しくみづくりのポイントについて見ていこうと思います。記事では以下の4点が挙げられています。
- 資産管理のポイント1:FIRE後の資産は取り崩し日を念頭に、三つに分けて管理
- 資産管理のポイント2:三つの資産分類でポートフォリオを組む
- 資産管理のポイント3:FIRE後の早い時期は積極的な資産クラスを多めに
- 資産管理のポイント4:晩年はシンプルな運用を心がける
今回はポイント1と2を見ていこうと思います。
FIREで破産するな!資産管理と取り崩しで重要な4つのポイント
引用 https://media.rakuten-sec.net/articles/-/33660
資産管理のポイント1:FIRE後の資産は取り崩し日を念頭に、三つに分けて管理
取り崩し予定日に合わせた資産管理が重要となります。取り崩し分の資金は、すぐに現金化できない運用には回さず、預金にしておかなければなりません。
取り崩し予定日を次の「3年未満」「3年以上10年未満」「10年以上」の三つに大きく分類して資産を分け、メリハリをつけた運用を実行することをオススメします。

取り崩していく金額を期間で分けて、それぞれに役割を決めて資金管理していく方法です。3年未満は預金で、3年以上10年未満は安定的な運用、それ以上はリスクをある程度負ってリターンを狙った運用をしていく。
FIREするとなると、仕事を早期リタイアすることになるので、安定した収入は計算しづらい。リスクヘッジのために、それぞれ多めに資金を用意しておいたほうがよさそうです。
私自身の考えでは、現状のリスク資産と安全資産(預金)の比率は9:1ぐらいでも問題ないと思っていますが、あくまでこれはサラリーマンてある程度安定した収入が計算できるからです。
もし取り崩しを行うとなっても、おそらく10年以上先の話になるので、高いリスクを負ってでも資産形成を急いでいます。
ですがFIREを維持していくとなれば、より保守的な運用も必要になってくるので、もし年間200万円の配当収入が確保できるようになったら、それ以上は債券などのよりリスクの低い商品の保有を検討すると思います。
資産管理のポイント2:三つの資産分類でポートフォリオを組む
- 3年未満:預金
- 3年以上10年未満:安定的な資産クラス
- 10年以上:積極的な資産クラス

3年未満:預金
流動性を確保し、取り崩しを行うメインの箱として、毎月一定額を引き出していきます。
現金で置いておくのが、一番早く対応できるので、流動性の確保という意味で3年未満の資金は現金で確保しておく。
わたしはFIREしているわけではありませんが、年間200万円分は生活防衛資金として確保するように意識しています。200万円は大体我が家の1年間の生活費になります。
時代の変化が物凄く早い現代社会において、1年先がどうなっているかも未知数です。
誰も2020年にコロナウイルスが感染拡大し、経済に深刻なダメージをもたらし、家計にも影響を与えるなんて考えていなかったでしょう。もしものリスクの為に現金はある程度待機させておいた方が良い。
ましてやFIREは早期リタイアですから、多めに見積もって3年分は確保しておいた方が良さそうですよね。
3年以上10年未満:安定的な資産クラス
急な下り坂など、厳しい相場が長く続いた場合にも取り崩しに向け、スムーズな対応ができるように考慮する必要があります。運用対象は、高格付け債券や、リスクコントロール型のバランスファンドがおすすめです。
10年未満までに取り崩しが予定されている資産は安定的に運用する商品を中心に構成する。私だったら米国債を歩イートフォリオに加えると思います。まだ私は不景気を相場の中で体験してことはありません。
コロナショックは経験していますが、相場にとってはパニック売りが起きただけで、長期的な低迷というものはありませんでした。むしろあの時買い増していたおかげで保有する多くの銘柄で含み益を得ています。
相場の低迷が長期化することに対して私自身は耐性がないので、その場に直面した時にどう判断するかは未定ですが、債券という選択肢も考えておかなければならないかなと感じています。
10年以上:積極的な資産クラス
リターンの稼ぎ頭となります。リスク分散のために、グローバル株式ファンド中心の運用がおすすめです。しかし、レバレッジ型はリスクが高く、おすすめできません。
また、時間の経過とともに資産全体のリスク度を下げるため、安定的な資産クラスとリバランスする必要があります。
10年以上の先の取り崩しを見越したお金はリターンの稼ぎ頭、積極的にリスクをとってリターンを狙っていく部分です。私は20年後、30年後の資産形成を目指しているので、現時点でリスクの取りすぎだとは思っていません。
むしろポートフォリオは景気に左右されにくいディフェンシブ株を中心に構成しているので、ある程度長い期間不景気にも対応できるようになっていると思っています。
レバレッジ型の商品には投資するつもりは今のところありませんが、ディフェンシブ株一辺倒ではなく、成長株への投資は少しずつ増やしていきたいと考えています。
FIREにおける資産配分を見て感じたこと
今回の記事はFIRE生活における資産の切り崩しと時間との関係性について見てきましたが、これってFIREに拘らなくても、資産形成を目指していく中でも通じるものがあるんじゃないかって思うようになりました。
資産を期間に分けて、それぞれの期間でお金の役割を明確にする。そしてそれぞれのリスクの取り方も変えていく。
お金に役割を決めておけば、判断に迷う局面でも自信を持って決断、行動することができるかもしれません。
これから数十年と資産運用をしていく身として、今後も失敗も成功もひっくるめて判断の連続だと思っています。せっかく築いた資産を無駄にしないように、目的意識を持った運用を心がけていこうと感じました。
次回は資産管理のポイント3と4を見ていき、FIREを再度考えてみようと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます!
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
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