毎月企業からの配当金で保有株の買い増ししながら不労所得を積み上げています。

資産5000万円 セミリタイア を目指す年収500万円未満の平凡サラリーマンの日記です。お金を通じた記事を扱っています。真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っています。
どうも、オカユログです!(@okayuchikuwa)
この方が私のFIREを知るきっかけの人です。日本でFIREを達成した先駆者的な人だと思っています。投資スタイル、お金の使い方、考え方など様々な面で参考にさせていただきました。
徹底した支出の管理、そして高年収をほとんど投資に回すというスタイルはすぐに真似できるものではありませんが、自分なりにできる範囲内で参考にしていけば、確実にマネーリテラシーも向上し、資産形成の一歩を踏み出せると思います。
今回の記事は。そんな日本でのFIREの先駆者 穂高唯希さん の記事がありましたので取り上げていこうと思います。
それではよろしくお願いします!
資産7000万円 30歳でFIREを達成した
社会人1年目に、30代前半でのセミリタイアを計画。給与の8割を高配当株・連続増配株に投資し、金融資産約7,000万円を達成。2019年、30歳にして会社員を辞め、セミリタイアを実現。投資ブログ『三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた』を運営。著書に『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』がある。
[穂高さんのFIREデータ]
■FIREを実現した年齢:30歳
■FIREを実現したときの資産額:約7,000万円
■資金作り方法:高配当株、連続増配当株への全力投資
■現在の収入:文筆業、配当金、農業など
給与の8割を投資に回すと言うこと自体、中々厳しいですよね。私の給与では5割がやっとです笑
そう考えると高年収であることは想像がつきますが、それでも30歳で7000万円の資産を築くのは容易ではありません。高年収でも支出は最低限、これを継続し、投資を続けてきたからこそ、FIREが達成できたのでしょう。
高配当株、連続増配株投資は私も実践しています。
今回は後編ということで、経済的自由を得ることで作る時間、FIRE後のメリット、生活について見ていきながら、最後にFIREを目指す人へのアドバイスということで、私自身にも学べることがあれば。それでは後編も見ていこうと思います。
FIRE CASE 01-穂高唯希さん 大企業を辞め30歳でFIRE達成
引用 https://media.rakuten-sec.net/articles/-/33114
経済的自由を得ることと時間との関係
経済的自由を手に入れることは日々家計を管理し、出ていく支出をできる限り抑え、余ったお金はなるべく投資資金に回すことで貯蓄以上のペースで資産形成を目指していきます。
穂高さんの場合、高年収だったというのもありそうですが、ある程度自身の欲を抑え、早期リタイアのために最短の行動を取ってきたことは、30歳という若さで7000万円という資産を築いたところから見て取れるでしょう。
ある意味で我慢を強いられる生活の中で挫折したことはないのでしょうか?一つ目の質問は途中での挫折についてです。
Q 途中で挫折しかかったことは?➡️ 1日でも早く経済的自由を得たいという気持ちが強かった
FX、あるいは株式の短期取引などで資産を増やそうとしていたら、着実に経済的自由へ歩を進められている感覚は得られなかったと思います。高配当株・連続増配株をひたすら買い続けるという手法は、私にとって、モチベーションが途切れにくく、続けやすく、経済的自由へ着実に近づいている実感を得られる仕組みでした。
長期投資をするということは、「この先も持ち続けていれば、いずれ上昇に向かうというシナリオに賭ける」ことなので、焦って売ることはしませんでした。1日でも早く経済的自由を達成したいという思いが強かったので、途中で挫折したり歩みを止めることは考えられませんでした。
確かに短期投資などで資産を増やそうと思ったら、継続する意味でのモチベーションは維持し続けられなかったかもしれませんね。少しずつでも買い増しをし、配当金を積み上げていくことは時間はかかれど、徐々に積み上がっていく実感はあります。
当然ながら配当株を買い増ししていけば、徐々に配当金は積み上がり、右肩上がりのグラフになります。私の感覚から言えば、配当金が積み上がってくる様はRPGでレベルアップしていくような感じです。それまでの行動が無駄にならずに一つ一つ積み重なってきて今に至っているという部分です。
それだと時間がかかりすぎると思う人もいるでしょうが、長期投資している身としては焦ることなく、その先に経済的自由(FIRE)を待っていると考えれば挫折している時間ももったいないと言ったところでしょうか。
次に質問されていたのは、実際に資産形成も順調にいき、FIREを達成できるとなったときに、実際に会社を辞めるとなったときに葛藤はあるのか?という点です。
会社を辞めるとき、迷わなかった?➡️ お金は取り戻せるが、時間は取り戻せない
退職を迷った時期もありました。あと1年続ければ、さらに資産は増え、その後の生活もより盤石になると思った時期もありました。しかし、お金は失っても取り戻せますが、時間は一度過ぎたら取り戻せない。お金よりも時間の方が、私にとってははるかに大切なので、退職を決断した時には、迷いはありませんでした。
FIREを実行するということは、お金の心配がなく、いつでもやめられる経済力(資産)を作れたということです。それでも実際に辞めるとなった時は躊躇があると思います。年齢を重ねれば重ねるほどサラリーマン生活に戻るにはハードルは一般的に高くなりますからね。
それでもリタイアを決意した決め手はお金よりも、時間を優先した考え方だったようです。
私も投資を始めてから、資産(お金)を積み上げるのも大事ですが、限りある時間をどう有効に使うかを意識するようになりました。今後お金の心配がなくなってくれば、自分の時間を増やすという選択肢が出てきます。
汗水垂らして働くことが人生の全てではない。お金の稼ぎ方は様々あります。労働以外にもお金を稼ぐ手段が見つかれば必ずしも労働に人生の大半を削らなくても良い。
お金は稼げば戻ってきますが、時間は2度と戻ってこない。この意識は今後も持ち続けていくと思っています。
FIRE後の生活とFIREして良かった点は?
FIREを達成するということは人生の大半を費やしていた労働の時間がなくなるということで、有り余るほどの時間を手に入れることができます。
勝ち取った時間をどう使うかはその人自身で考えることですが、せっかく時間があってもやることがなければ、退屈な時間を過ごすことになってしまいます。
私はこれと言った趣味もないので、早期リタイアしてしまうと、やることがなくて無駄に時間を過ごしてしまいそう・・。そう考えているため、働く時間は抑制しても完全にリタイアすることはないと思っています。
では穂高さんはどうだったのでしょうか?
Q FIRE後、今の生活は?➡️ 自然環境の豊かな場所に移住し、興味あることをやる
以前は都会に住んでいましたが、FIRE後は、自然環境が豊かなところへ移住しました。そして、その時々でのんびりとやりたいことをやっています。農業や林業に携わったり、大型特殊機械に乗って除雪オペレータをしてみたり…。ブログも続けており、引き続き資産運用のご相談などにお答えしたり、今の生活を綴ったりしています。
なるほど、お金の心配がなくなれば、居場所にこだわる必要もなくなれば、やってみようという挑戦への意欲に対するハードルも低くなるのかもしれません。
確かに資格を取得したりする時も、サラリーマンとしての活動の中でどう時間を作り出すかが大事になってきますし、うまく調節できなくて挫折したり、そもそも資格取得を諦めてしまうこともあります。
時間があれば、そういった挑戦に対しても一歩を踏み出しやすくなりますね。
人生の大半を労働に時間を割くことがなくなれば、自分主体で人生を選択できるということになります。それは穂高さんがFIREをして良かったことにも繋がってくるそうです。
Q FIREしてよかったと思うことは?➡️ 主体的に人生を描ける
毎日、「主体的な日々を送ることができ、よかった」と思っています。経済的に自立し、時間的な余白を得たことで、精神的にも余裕を持ちつつ、主体的に人生を描くことができます。朝何時に起きるか、その日何をするか、どこに行くか、誰と会うか、何時に寝るか、どこに住むかなど、すべて主体的に決めることができます。
お金の心配がなくなれば、自分の時間を過ごすことができます。自分の意志が最優先できる環境は非常に魅力です。様々なストレスから解放され、自分のやりたいようにできるという環境ができることがFIREの醍醐味なのかもしれませんね。
最後に私のようなFIREとまでは行かずともセミリタイア を目指している人間に対して、リタイア達成者からのアドバイスを頂いて最後にしようと思います。
FIRE志願者へのアドバイスは?
Q FIRE志願者にアドバイスを!➡️ どんなときに幸せを感じ、どんな人生を描きたいか自問自答してみる
私は給与の約8割、ボーナスはほぼ全額投資にあて、いかに「収入-支出」を大きくして、入金力を最大化することに注力しました。ほかにも、知恵を絞ってできることはとことんやりました。しかし、何割を投資に回すのか、正解が決まっているわけではありません。
価値観も、大事にしたいことも、人によって違います。まずは自分が大事にしたいこと、幸せに感じること、一度きりの人生をどう生きたいのか、などをじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
私も入金力の最大化には力を入れています。今は特に収入を増やすことにフォーカスしています。リスク資産の割合をより増やしていくのか?それとも副業の幅を増やしていくのか?考えるべきことはたくさんあります。

現状はを9割近くサラリーマンの収入だけに依存しています。投資で考えれば、集中投資しているようなもので、サラリーマンによる収入がなくなってしまえば、一気に路頭に迷ってしまうことになりかねません。
収入の複線化は今後最も大事な課題であり、支出は変えずに収入を増やしていければ、さらに投資資金を増やし、資産形成を目指していける。こう言ったプラスのサイクルをどんどんと生み出していこうと考えています。
一度きりの人生、時間をどのように使っていくのか?を常に意識しながら挑戦の気持ちは絶やさないようにしていこうと思っています。
FIREというのは、あくまで人生の選択肢を増やす手段の1つであり、ほかの生き方を否定するものでもなければ、働かないことを直線的に意味するものでもありません。今の職業にやりがいがあり、「道楽化」している人は、FIREをめざす必要性は生じないかもしれません。逆にFIREしてから「道楽化」できる職業・興味ある活動を見つけられることもあるでしょう。その「道楽」を職業と呼ぶのか、仕事と呼ぶのか、趣味と呼ぶのか、興味ある活動と呼ぶのか。呼び方が違うだけです。
現在の仕事や生活に対して一切不満がなく、満足している人って意外と少ない。だからこそFIREを目指す人も増えているのだと思います。
もしもお金への不安が仕事(労働)でしか解決できないのであれば、FIREを目指す価値は十分にあると思っています。お金への不安がなくなれば人生の選択肢が増えます。その先にFIREがあるという感じですね。
失敗するかもしれない、からやめておこう。ではなくて、失敗してもしなくても、まずはやってみようという気持ちが大事ですし、限られた時間を有効に使っていけるように自身から切り開いていくことも大事な要素であると感じさせられました。
最後まで見ていただきありがとうございます!
それでは皆様が充実した日々を送れますように。
もし気になる点などあればツイッターもやっていますので気軽にコメントどうぞ。(フォローもして頂けるとありがたいです。)
よければはてなブックマーク、読者登録もよろしくお願いします。
応援頂けたら幸いです。(You click the following sites, and please support him.)

にほんブログ村

米国株ランキング 株式ランキング
