現在の不労所得状況

8月度の不労所得は13926円です。(投資を始めて1年半でこの水準まで来ました)
okayuです。@okayuchikuwa
今回は保有する高配当ETFについて記事にしていこうと思います。私はブラックロック社のHDVを保有していますが、ヴァンガード社やステート・ストリート社でも同じように高配当ETFを購入することができます。
高配当であることは共通していますが、構成銘柄や比率はそれぞれ特徴が異なります。
今回の記事は。
保有するHDVについて、そして同じ高配当ETFのVYM、SPYDについての記事になります。
それではよろしくお願いします!
HDVとは
HDVとは世界最大の資産運用会社、米国のブラックロック社が提供しているiシェアーズ・コアシリーズの中で米国高配当株にフォーカスしたETFです。配当水準が比較的高位の米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。

2位以下も日本でもお馴染みとなっているバンガードやステートストリートなどが並んでいる中で、純資産残高のシェア率は35.5%と圧倒しています。
・ETFとは?
ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。

特定の指数、例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。
最大の特徴は1銘柄で分散投資ができるところにあります。
個別株によるリスクは倒産するリスクです。倒産してしまえば、保有する株の価値は無くなります。それを様々な企業を組み合わせて保有することで、手軽に分散投資でき、顧客のリスクを分散することが出来るのが特徴です。

そのリスクを請け負ってくれる対価として顧客は提供企業に経費を払い、運用してもらいます。
保有するHDVと比較されるVYM、SPYDについて
私の保有しているHDVは高配当銘柄を中心に全75銘柄で構成されています。 経費率は0.08%となっています。
HDVの特徴の一つとして銘柄構成の大きな変更が比較的多く行われると言う要素があります。
ここでは保有を検討する際、よく比較されるVYM、SPYDを見ていくことにします。
・HDV
まず保有しているHDVについてです。以下は過去のセクター別の資産構成と構成銘柄上位10になります。それぞれ上が過去、下の図が最新になります。


エネルギーセクターの比率が一番多かったものが、現在はヘルスケアセクターが一番多くなっています。
構成銘柄でみても、私がリスクを負って買い増しを続けているXOMの構成が一番だったのが4番手まで落ち、通信大手のTの保有比率が一番になっています。
過去(4月28日)と比べ変わらずにヘルスケア、エネルギー、通信が占めていますが、中身が変わっています。
高配当銘柄を中心に構成されていますが、コロナウイルスによる経済の停滞によって大きく影響を受けているセクター(特にエネルギー)の保有比率が大きく下がっています。
・VYMについて
VYMとはバンガード米国高配当株ETFという名称で、配当水準が比較的高い米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指したETFです。保有に必要な経費率は0.06%です。

金融系の銘柄が多く構成されているのが特徴ですが、一番多くても3.9%とバランスよく構成されています。VYMは高配当な大企業を中心に構成されているにも関わらず構成銘柄数が400以上と多くなっています。
・SPYDについて

SPDRはS&P500®指数の採用銘柄のうち配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指数です。こちらは金融や不動産が多くの割合を占めています。
こちらも1名柄当たりの保有比率がHDVより低いですね。保有比率の一番多いベンタス(Ventas Inc.)は不動産投資信託(REIT)です。高齢者向け住宅と医療不動産に投資するほか、オフィス事業を核とする事業のようです。
経費率は0.07%となります。
・3名柄を比較してみると
こうして3つの銘柄を見てみると、それぞれの銘柄によって保有セクターに特徴がありますね。HDVはヘルスケアとエネルギー、VYMは金融とヘルスケア、SPDRは金融と不動産がそれぞれの銘柄の中心と言えます。
高配当ETFはそれぞれの銘柄で経費率が異なります。
スポンサードリンク分配金について
配当金再投資家にとって最も重要なのが、分配(配当)金になります。個別株と異なり、経費がかかってくるので、配当利回りは重要です。それぞれの銘柄の分配金について見ていこうと思います。
・HDV

・VYM

・SPYD

どの銘柄も安定して分配金を出しています。それぞれの利回りは9月17日現在で。HDV→4.23% VYM→3.75% SPYDは現在6.12%、(次回の配当金は減配なのか?ブルームバーグでは3.62%)となっています。
どれも高配当銘柄ではありますが、SPYDは特に高配当ですね。ETF内での銘柄分散はVYMが最もされており、HDVは1銘柄の構成比が高くなっています。
私がHDVを保有している理由は。私の保有している以外の高配当銘柄も取り入れたかったからですが。銘柄分散をより進めていくのであれば、SPDRも今後選択肢に入ってくるなと感じています。何事も知ることは大事ですね。
スポンサードリンク高配当ETFを保有する時
保有する際の判断基準になります。組入れ銘柄の変更や組入れ比率の変更で分配金は金額も利回りも上下しますので、定期的な組み入れ銘柄の確認を行う必要があります。
保有しているだけで、分散投資が行えて、リバランスも自動で行ってくれます。経費もそこまで高くないので、個別株を保有するのに抵抗がある方や分散投資でリスクを減らしたい方にはHDVや高配当ETFはオススメだと思います!
高配当ETFはすぐに倒産するリスクの少なく、売り上げ、営業利益、フリーキャッシュフローが安定している銘柄を中心に構成しています。
もし倒産するようなことがあっても、経営が不安定な銘柄は除外されますので、個別株にはない安心感があります。
分散投資としてのこれからもHDVを保有し、配当金を再投資していく予定です。
今回は以上です。最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
それでは皆さまが充実した日々を送れますように。
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