知っておくべき?ゼロ金利政策と量的緩和とは何か?

okayuです。

もはや恒例?となりました。サーキットブレイカーの発動、ついに終値で20000ドルを下回りました。一時19000ドルも割ったようですね。

アメリカの著名投資家・ジョン・テンプルトン氏の格言で「「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」

と言う言葉があります。つい先日まで最高値を更新し、30000ドルを視野に捉えていた米国市場は既に成熟していて、それが消え、今回の暴落。

今は悲観している段階なのか?それともまだまだ消えている途中なのか。

わかりませんが、一投資家として行く末を見守っていきたいと思います。

今回は政策金利と量的緩和についてです。コロナショックを受けてアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が事実上のゼロ金利政策と量的緩和を同時に行う対応をしました。

政策金利を一気に1%引き下げて0%から0.25%の範囲とすることで事実上のゼロ金利政策になったわけです。

米FRB 事実上ゼロ金利政策と量的緩和 同時導入 異例の対応

引用 NHKネットニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200316/k10012333281000.html

今回の決定が経済にどのような効果をもたらすのか?私たちに影響はあるのか?を考えていきたいと思います。

目次

  • 政策金利とは?
  • ゼロ金利政策とは?
  • 私たち消費者にとって
  • 量的緩和とは?
  • 今回のFRBの決定

政策金利とは?

では政策金利とはなんなんでしょうか?

まず金利とは。

金利とは利子率、利率、利回り、割引率なども金利である。金利も他の商品サービスと同様に、金融市場における資金の借り手と貸し手の関係、すなわち需要供給によって決まる。したがって金利は資金を借りる(貸す)ときの費用といえる。

引用 知るぽると より https://www.shiruporuto.jp/public/data/vocabulary/yogo/k/kinri.html

好景気だとモノやサービスの需要が供給を上回るため、需要が高まるということで価格の上昇を招きます。それをそのまま放置すると日本でのバブル崩壊のように過熱した景気が爆発し、一気に不景気に陥る場合があります。

その景気の状況をコントロールする役目を担っているのが政策金利です。

金利が上昇すると、消費や設備投資の抑制になるから景気の過熱は抑えられる。

景気が悪いときは金利を下げることで、企業や個人に対する資金の貸出金利が低くなってお金が個人消費や設備投資に回りやすくなります。

状況に応じて金利の上げ下げを行なってマーケットを適正な状態を保つことが必要です。

ゼロ金利政策とは?

時にマーケットの過熱を抑え、マーケットの低迷を下支えする。政策金利は市場に欠かせない役目を果たしています。

今回FRBは事実上のゼロ金利政策を導入しました。

ゼロ金利政策とは、日銀(日本銀行)が取った金融政策の一つで、短期金利(コール市場で、借りた翌日に返す際にかかる翌日物金利)を実質ゼロまで下げる政策を指します。当時は深刻な不景気だったため、この政策で金利をゼロ近辺まで下げることにより、お金の流れを活性化させる狙いがありました。

引用 やさしい株の始め方より https://kabukiso.com/idiom/kobetu/zero.html

今回米国では事実上のゼロ金利政策になります。と言うことはお金の流れを活性化させて消費や設備投資を促すことが必要であると判断したわけですね。

私たち消費者にとって

私たちが住んでいる日本は以前からゼロ金利政策を導入しています。

金利が低くなると言うことはお金が借りやすくなります、と言うことは私たち消費者にとっての一番の恩恵は家の購入に際してほとんどの方が組むであろう住宅ローンです。

一般的な消費者が一生の買物のうち最も高額な買物が住宅購入だと思います。

金利が下がれば住宅の購入にかかる総コストが軽減されます。

現状では繰上げ返済しても支払利息が低いため、無理に返済しても思った効果は得られないかもしれません。

また今回コロナショックによって株式市場は暴落しましたが、それ以前の暴落局面であるリーマンショックはこの住宅ローンが引き金で引き起こされた暴落であると言われています。

量的緩和とは?

次に量的緩和についてです。

量的緩和政策とは、日銀(日本銀行)が取った金融政策の一つで、“金融市場に大量に資金供給をおこなう”政策を指します。具体的には、当座預金(民間金融機関が日銀内に開設している預金口座)の残高を増やすことをします。日銀が『当座預金残高を増やす』ということは、民間金融機関が自由に使えるお金を増やすことになります。その結果、民間金融機関は、利子のつかない当座預金にお金を放置せずに、国民や企業に貸し付けたりして、利益を出していこうという動きになるのです。このような構造で、お金の流れを活性化させる狙いがあります。

引用 やさしい株の始め方より https://kabukiso.com/idiom/kobetu/ryouteki.html

では量的緩和でどのような効果があり、なぜ必要なのでしょうか?

民間の金融機関は準備預金制度という仕組みによって、預金総額の一定割合(法定準備率といいます)を日銀に無利子で預け入れなければなりません。これが日銀当座預金です。

この当座預金の残高が増えると言うことは資産は増えますが、利益は生まないのでそのまま放置しておくと、資産の利回りは悪化してしまいます。

金融機関は利子(私たちの預金の利息、雀の涙ですが)を約束することで顧客から預金を集めています。

その当座預金残高を有効に活用しなければ(住宅ローンなど)金融機関の収益は悪化します。

そのためリスクを負ってでも貸し出しなどで預金残高を切り崩して、運用するようになります。運用することで市場にお金が循環します。

お金を循環させることで景気の刺激を狙うのが量的緩和の目的になります。

今回のFRBの決定

米FRBは事実上ゼロ金利政策と量的緩和を同時に導入しました。通常はどちらかを先に導入して思った効果が得られなければ、次の対策へといった流れなのですが。今回は同時です。

それだけ新型コロナウイルスの影響が大きく、このままだと経済に与えるダメージが大きいと判断して決断したのでしょうか。

ある意味切り札といっても良い2つのカードを同時に出すことで、事実上出すカードがなくなりました。

この決定が今後の市場や経済にどのような効果をもたらすのか、どこまで新型コロナウイルスの影響が深刻なのかを測る目安として今回の決定による動向を私も投資を通じて、実感できればと思います。

今回は以上になります。最後まで見てくれた方ありがとうございます。

それでは皆様が充実した日々を送れますように。

もし気になる点などあればツイッターもやっていますので気軽にコメントどうぞ。(フォローもして頂けるとありがたいです。)

@okayuchikuwa

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